Posted on May 1, 2022
五月ですね。今年の連休は飛び石なのもあってあんまり連休感がなく、だから休んでいる感もありますね。長い休みがあるとなんとなくなにかしなくちゃいけない気持ちになるのもあって、そういう意味ではストレスが薄い。まあそれはそれとして何もしないでいるのもなんかアレなので、近況と今年良かったアルバムをまとめます。
近況
二月に京都に越して、四月から就職した。大学院が家で煮詰まっているだけだったのに対して、一人ぐらしなのでやることがそれなりにある。これがかなり自分の性にあっているようで割と驚いているが、そういう自分になりたいと思っていたところもあって不思議。基本的に理想的な自分になれたことってないんだけど(まあ普通そうだと思う)、生活に対する自分の態度はかなり望ましい気がする。
個人的な特性の問題で常に頭にいろんなことが行き来しているんだけど、それと生活があっているんだと思う。家事をしながらいろんなことに想いを馳せているだけで一日が終わっていて、これはこれでかなりいいな、と思っている自分がいる。あんまり義務感とか背負うべきものではないので。
あと毎日川に行っている。これは冗談じゃなくマジで毎日です。京都来て一日目に川行くか~と思ってからマジで毎日川に向かっていて、何が原因なのかわからないんだけど毎日川に行っている。毎日川を見ていると、実際に自分が見ているのは街であるということに気づく。
京都は総じて狭く、多くの範囲を歩いていけるんだけど、だからといってそこをすべて理解できるかというとそこには程遠い、というその(普遍的な)差が常に感じられるのがいい街だなと思う。
労働に関しては、許容できるなと思える環境なのでかなり楽。どうせ働かなければいけないことはわかっているので、労働に関しては諦めに起因する許容ラインの引き下げがあるのもあり、割と他の新社会人に比べるとラインが低めなのも関係しているとは思う。仕事も真面目にいかないし誰かの言うことも聞きたくないが、まあそれなりに真面目に行ってるし誰かの言うことも聞いてる。でも出社時間が比較的自由なのでメンドクセ~~っていう気持ちのときは会社の最寄りに付いてから十五分ぐらい散歩したりはしている。
アルバム
今年聞いたのは七枚ぐらいかな。ずば抜けてよかったのは宇多田ヒカルと中村佳穂。ほかは横並びぐらいかなと思う。ズーカラデルはあまり変わってないけど、それでも変わっているなと思えるアルバムで良かったと思うし(15曲入のアルバムを作れるのも偉い)、マカえんはタイアップ楽曲の多さをよくまとめたな、と感じるし、リーガルリリーはかなり好みの方向性に戻ってきた気がする。Laura day romanceは夜のジェットコースターとかSad Numberみたいなギターロックを入れずにかなりいいアルバムを作っていてすごい。paioniaはなんか前聞いたときよりも前に開けている感じがあって、聞きやすいし名盤だな、と感じる。ステレオガールはアルバムとして聞きやすいし、ボーカルの意外性を上手いこと使っているなと感じる。奇妙礼太郎はちょっと良すぎて説明し辛い。良すぎて逆にだめなんじゃないかという気持ちになる。
まだ聞いてないのはアジカンとサカナクションの新譜。アジカンはなんとなく一曲目のゲストボーカルの扱い方で割と困惑してしまったのと、二曲目でええ、となってしまったのがある。もうちょい気持ちが違えば聞けるのかもしれんけど、どういう立ち位置にいるつもりなのかわからない。サカナクションは単純に聞くのを逃している。あと楽しみはのはUlulUとゆうらん船と柴田聡子とか。
気になる人に花を送ればいいよ