Escape from tetora pod

今年の前半の音楽の話の回があったが、あんまり印象に残った音楽がないなと改めて感じていた。そんなに悪くはないんだけど、めちゃくちゃピックできるものがあるかと言われると微妙な感じ。去年はカネコアヤノやGEZANやらがいてかなり年のはじめからピリッとしてた。この枠として期待できるのは踊ってばかりの国かなぁ……。

映画の話。違国日記が微妙だったので面白い映画を見たいなという気持ちが素朴に発生して、コナンとあぶない刑事を見た。どっちも見たいものが見れて良かったなぁという気持ち。エンタメはやっぱちゃんとやってますよね、みたいなことを考えてしまう。エンタメをやる気はないけど、エンタメにはそれなりに深い感謝がある。

コナンは新情報にビビったけど、本編はキャラクターコンテンツであることを活かして複数の筋を同時に動かして飽きる場面が少ないようにしていた工夫がよかった。キャラクターの相関図がそのまま作品になったようなところがあると思うんだけど、それを劇場版でも効果的に使えるのってなかなかないよなぁと思った。あと aiko の「もう何もかも海の中粉々になった言葉も指も全部」って歌詞にビビった。

あぶない刑事は本当に求めていた映像がそのまま流れてよかった。いい服を着る年喰ったいい男二人が映像にずっと映り続けて悪いわけないんだよな。ちょこちょこシーンが決まりすぎてて面白かった。ストーリーは名探偵コナン以上にめちゃくちゃだった。警察ものでコナンよりめちゃくちゃでいいんだ……と思った。

こんなに素朴な鑑賞ばかりしていていいのか？みたいな気持ちになったところがなくもないが。