Escape from tetora pod

Time goes slowly ulala,ulala...

2024/05/27~2024/06/02 | カネコアヤノ、ウマ娘の映画

Posted on June 3, 2024

カネコアヤノのライブとウマ娘の新時代の扉のネタバレあり。

まあちゃんとするかという気持ちになったのでちゃんとしようとしていたと思う。本当にちゃんとしていたかと言われると難しい。いくつになってもしっかりできない。何にもないけどこの先ずっと情けないことも許してほしい。自分の感情や考えをちゃんと一つずつ接地させながら言葉にしていくことができていないということに最近気づいて驚愕した。自分が文章を書くことを得意だと思っていたことが一瞬でもあるのが恐ろしい。逆に小説を書く理由(書いてた理由)が一つ増えたなとは感じているのだけど。

カネコアヤノのライブに行った。人気アーティストであることを忘れてめっちゃ客いてびっくりした。ライブはだんだん良くなっていく感じだった。全部同じテンポでやるみたいなの、たいていのバンドが通ろうとする道だと思うんだけどそれで車窓よりをDJミックスみたいにしてしまうのはしょうもなさ過ぎるのでやめてほしかった。でも後半はかなりよかったし、新曲もよかった。基本的にタイトに演奏するより、揺らいでいる方がいいバンドだと思うので、もっと下手でいいのかもなと思った。バンドに対してもっと下手でいいと思ったのは初めてのことだったので、結構複雑な気持ちになった。いや総じて良かったとは思っているのだが。 変に固まらないようにしてくれたほうがバンドを追いかける意義があるとは思ってて、やっぱメンバー間の立場が対等なバンドのほうがそのへんはあるよなと思う。仲良しバンドになるとそうでもないんだけど。ソロアーティストのバンドのほうがそのへんのバンドよりかっこいい問題に対する答えが一つ自分の中で見つかった気がした。

あとはウマ娘の映画を見に行った。良かったなと思っている。個人的には発展性があるなと感じたのがよかった。どうしてもウマ娘のアニメはドラマの部分が重要になってて、肝心のレースシーンはそこまでになっていて、なのでドラマをどう解釈するかが面白さの中心になってしまうことで面白さの再現性がないなと思っていたんだけど、新時代の扉はかなりそこから振り切っていたと思う。表現で面白くしようとする意義を感じたし、実際にそれがかなり上手く行っているところがあった。日本ダービーのシーンはかなり良かったし、覇王の走りの描写とかもよかった。この方向で映画とかアニメとか重ねてくれたら嬉しい。まあもちろんある程度脚本が上手くいかないと駄目なんだけど。ところでフジポケにbetしたいんだけど、みんなもどうですか?