Escape from tetora pod

Time goes slowly ulala,ulala...

2024/02/26~2024/03/03 | GEZAN vs サニーデイ・サービス、柴田聡子

Posted on March 4, 2024

会社の飲み会で仕事の愚痴を言ってたはずなのに最終的には喧嘩稼業を読むようにおすすめするオタクになっていた。こういうとき、自分は人生をどこか舐めてるんだろうなという気持ちになる。悪いことだとは思っていない。仕事の問題は圧倒的な才能でどうにかしようと思います。

音楽。GEZAN と サニーデイ・サービスの対バンに行った。めちゃくちゃよかったね。サニーデイ・サービスはなんだかんだ配信とか見てたからそのノリで行ったが、どんどん楽しくなってしまって結構跳ねてしまった。曽我部さんを見てると、すべての人を愛しているかのようにも見えるし、全てどうでもいいと思っているようにも見えてなんかそのバランス感覚がすごく魅力的だなと思う。

GEZANは対して一曲め END ROLL でそんなことある????ってなってしまった。新曲も結構多かったけど良かったし、やっぱマヒトの声が出ているとすごいなと素朴に思った。四人であのちの曲をアレンジしてたのもだいぶよかった。何より良かったのはサニーデイ・サービスがやってたメンバー紹介をやってたことだったけど。マジで良かったな……。いろんな憧れの形があるね。

新譜。柴田聡子のアルバムをずっと聞いている。だいぶいい。前作の柴田聡子ワールド全開だったぼちぼち銀河に比べるとうまくポップ的なところが抑えられていて、共同プロデュースの岡田拓郎の力を感じる。というか、岡田拓郎にプロデュースしてもらおうということを思うのがまずすごい。確かに柴田聡子の手癖のようなものをうまく扱うのにはいい人選だと思うけど、なかなか自分でそれにはたどり着かないような気がする。

特に好きな曲としては「うつむき」と「Your Favourite Things」。うつむきの詩はそれだけで上質な短歌の連作を読んだときのような不安な気持ちが起こり、そこに乗るメロディが少し後ろ向きな歌詞とマッチする。

うつむきながらでもふしぎに歩いている

これなにか参考にした言葉があるような気がする。