Escape from tetora pod

Time goes slowly ulala,ulala...

2023/03/27~2023/04/02 | 馴染む料理本がほしい

Posted on April 4, 2023

肩の痛みが激しかったのが病院に行きだいぶマシになったので、先週は比較的元気だったように思う。でも薬の副作用が大きくて、日中かなりぼんやりしていた。 油断すると落ちていくまぶたでどうやって仕事をしていたのかが記憶にない。まあどうにかなったのだろうが。薬の副作用は引いてきたが、代わりに腕の痛みが若干復活してきている。どうにかならないものか………。痛みを抱えて生活していると本当にやるせない気持ちが強くなっていくので、闘病生活というのは大変なんだろうなということを感じる。

音楽。ほとんど新譜は聞いてない。クリープハイプの新譜が出てるのでチェックしようと思っている。あとはサニーデイとかバンプとかを聞き直したりしていた。どちらのバンドもアルバムをちゃんと聞く、という概念が自分の中にまだない頃に触れ始めたので、アルバムを通しで聞くと新たな発見があってよい。ユグドラシルはすごいとか、東京はすごいとかそういうありきたりなことしか言えないが。あとやっぱり時代とともに録音の雰囲気が変わっていて、そこがもたらす意味がすごく大きいだろうな、ということを考えている。

あとは柴田聡子のアルバムを聞き直していた。目の一切笑っていない感じがやはりいい。コミカルにやることにてらいがない分、その誠実さのようなものまで伝わってきて胸が痛いぜ……というふうに聞くときもあれば、全く歌詞を聞かずに適当に流せる部分もあって面白い。その振れ幅が完全に彼女によってコントロールされているところに信頼がある。

生活。料理本がほしいな、と思って日々過ごしている。一冊いいものがあればいいのだけど。料理を一年間そこそこやってきているけど、未だに自分の手に料理がなじんでいないのは、もちろん経験が足りないという部分もあると思うのだけど、教本がないという部分が大きい気がする。「一汁一菜」は思想性が強すぎて、俺がその思想を開拓する楽しみを失ってしまっていて、いまいち手に馴染む前に理解してしまったところがある。自分で思想を先に語ることの大切さもあるけれど、相手の思想や立場を追っていくことの楽しさやそれによって自分のものになっていく感覚があって、そういうのがまだ料理にはない。

小説は色々考えている。まだ悩んでいい時期な気がしている。

帰りたいんでしょ だけど帰れないんだよ

うっすら気づいているけど それでも来たでしょ

これを「旅行」というタイトルの歌詞に入れられることの上手さよ。二番の同じサビのフレーズでは「できることなら 転げ回りたいかも……」とイマイチパンチの効かないフレーズになるのも上手い。