Escape from tetora pod

Time goes slowly ulala,ulala...

2023/02/06~2023/02/12

Posted on February 12, 2023

一旦noteをやめてブログに週報を書いてみることにしてみた。noteが微妙というのと、ブログが年数回しか更新されないのが微妙かもなという気持ちから。ただ、あまり雑にかけない感覚があって難しい。小説を書くときって何考えているんだろうな。それはそれとして色々手間取ったり体調が微妙だったりするので、日記は雑に。

先週は特に何もしていない。若干予定を詰めすぎていて精神的に危ないなと思って休みの週にしてみたんだけど、休日の最後で若干メンタルのバランスを崩した感じがある。ずっと焦燥状態にいないとどっかでバテるのかもしれない。どうなんだろう、この辺は。難しいな。コップを割ったりしたのはあるかもしれないけど。

生活。コップを割った。割とこの一年間で食器をかなり割っている気がする。来年も続くようだったらちょっと考えないと行けない。食器を割ることの精神的なダメージってかなり大きい。

音楽。GEZANの新譜。良かった。今までのGEZANのイメージがだいぶ中央から外れていたんだなというか、このアルバムを聞いてようやく「狂(KLUE)」でやりたいことを理解したと思う。「東京」で「これから歌うのはそう政治の歌じゃない」と最初に宣言したのにも関わらず、時代によって政治のレイヤーに引きずり込まれたものが、ようやく生活や人生の歌として戻すことができたという感覚を受ける。圧倒的な「声」のバンドとして狂の時点で唯一無二の立場を持っていたと思うけど、今作はその声の数を増やしてそのレイヤーの暴力的な部分と融合しきらない部分、混ざり合うところの美しさを表現することが美しいなと思う。前作のほうが言葉が尖っていると思うけど、今作のほうが(前半のものも含めて)刺さるものが作れているように感じがする。

あとインタビューがすごく良かった。インタビューの最初からこんなに動揺させてくるインタビューは初めて見た。

GEZANマヒトゥ・ザ・ピーポーが語る、Million Wish Collectiveとの『あのち』で向き合った共同体の問題と可能性 | Mikiki

――時系列を追っていきますが、前作以降の大きなトピックはベースの交代です。カルロスさんの脱退が2020年の年末。かなりショックな出来事でした。

「はい。……ああいうのって慣れないですね。人間、〈さようなら〉に対して学習できないようになってるんですかね? 脱退だけじゃなくて」

――お別れって、いつでも悲しいです。

「それこそカルロスも、前のドラムのシャーク(安江)もそうだけど。昔は一緒の安いアパートに住んでて、テレアポのバイトも一緒、そのあとに行くライブハウスも一緒だった。別に示し合わせたわけでもないのに(笑)。

でも、そうやってずっと同じものを見てたのに全然結果は違っていくんですよね。それは当たり前のことで、そこに生きてきた息遣いがあるんだけど」

「さよならに対して学習できないようになっている」、すごくいい表現だと思う。変な美化がかかっていない自省の言葉だからか実さが映る。あとここで「お別れって、いつでも悲しいです」という言葉を返せるだろうかと考えてしまった。

音楽2。ArtTheaterGuildの新譜。かなりよかった。よい意味でかなりポップになっていると思う。ギターフレーズはめっちゃピロウズなのに歌詞もドラムもピロウズじゃないというのがいい意味で面白いなと思う。あとやっぱメロディラインを作るのが上手いですね。一度聞いたら離れないメロディラインを作り続けていると思う。個人的には前作は評価しづらかったけど、今作はかなり前向きにまとまった一枚になっていて流して聞いても一曲単位で聞いても楽しい。ライブ行きたいな。ライブの予定が重ならないことを祈っている。東京に遠征に行く気持ちもある。

FGO。6.5章をやってた。良かった、と思う。なんとなく、各キャラクターの魅力を伝えたいことが先行していて彼らの美学がバックグラウンドほとんど無しに出てくる傾向にあるようには感じていて、その辺の熱量にちょっと引いてしまっているところで、貫かれた静かなカドックの哲学が冷静に入ってくるのが良かった。これは狙ってやってるのか、そうでもないのかはわからない。カドアナ、全然暗号のワルツじゃないじゃんか。申し訳ない気持ちになった。なお、 Don’t look back in anger でもないと思う。FGOに関する諸々の不満は、流石に仕方ないかなぁという気持ちがある。付き合うのがめんどくさいけど話が面白いおじいちゃんみたいな感じで付き合っている。

執筆。全く進んでいない。文体の舵を取るのは明日とかやろうかなと思っているけど、どうだろうか。

君を勝手に天使にしてごめんね

「君を勝手に天使にしてごめんね」と謝り、その後にどうやって人として生きぬいていくかを歌うことができるロックバンド、あまりにも強い。ロマンをアップデートできる、そういうロックバンドに惹かれているのかもしれない。